健康ジャーナル」の4月6日号が発売されました。今回は「アーユルヴェーダ理論に基づき生まれたサマディオイルの魅力に迫る!」と題して、アーユルヴェーダビューティーカレッジ学長の新倉亜紀さんと様々なお話しをさせていただきましたので、その時の対談の模様をお伝えします。


ゲスト アーユルヴェーダビューティーカレッジ学長 新倉亜紀さん
聞き手 美容家 富川祐美子さん(ゴッテス代表)

──富川

インドの5000年に渡る健康と美容を併せ持った、長寿の知恵といったアーユルヴェーダの伝承医学を啓蒙されているとお聞きし、本日は楽しみにして来ました。まず新しく開発された家庭で自分の体質に合うオイルでセルフケアができるというサマディオイルについてお聞かせ下さい。

──新倉

まず、ネーミングですがサマディとは仏教用語で「悟りの境地」という意味なのですが、今女性が家事を含めて一人三役をやっていたりで時間が無くて、自分のケアができていない方が多いのですね。そこで、時短でできるケアということで、このオイルを開発しました。オイルというと皆さん香りが好きだとか、質感が好きだとかで何となく自分の好みで選んでいる方がいるのですが、それではなくて自分に合ったものを使うことが大切です。1日5分で自分の体質に合ったオイルということで、体質別の3種類で時短ということも考えてオールインワンオイルにしました。また、私は沖縄に農園を持っていて沖縄の農園で作っている薬草や、和漢に拘って日本人に合うように作りました。

──富川

実際にお客様がホームケア等で使用されていて、どのような声を聞きますか?

──新倉

頭から全身に使えるので、アーユルヴェーダビューティーカレッジのフェイスブック等に沢山感謝のお言葉を頂いております。

──富川

ところで、1月26日・27日の統合医療展での反応がとても良かったと聞いていますが?

──新倉

お陰様で、私どものブースは黒山の人でスタッフ10人で対対応できなかったのですが、とても有り難く思っています。特に、統合医療展なので医師や企業様を始め300名以上の名刺を頂き、今後の対応が大切と思いました。

──富川

アーユルヴェーダビューティーカレッジの商品・サービスは、体質によっての見立てによって提案する事業を計画されているようですが?

──新倉

いくつかの流通の方からのお話が来ていますが、その流通に乗せてデパートさんで販売することも考えています。また自分が沖縄の方に農園を2つもっているのですが、そのような所でも沖縄の有名な企業様ともコンテンツありきで、農園を観察してハーブを食べながらかつ、オイルも使ってもらったり、あとはホテル様からもお声がけしてもらっているので、店舗としてやっていくとか、病院からもお声がけしてもらっているので、病院のクリニックの中で出していくということも進めています。

──富川

このサマディオイルの次にはどのような商品を考えていますか?

──新倉

そうですね、今オイルが出てお茶が体質別として出て、これがストレス別ケアシリーズとして、オフィスで飲んでもらいたいと思いまして、今厚生労働省としてメンタルチェックを50人以上の企業はしなければいけないという指導が入りました。鬱で悩まれている方が多くてマイレベルで考えると、鬱ではなくてインバランスなんですね、インバーテンバランスの場合に自律神経失調症とかパニック障害だし、カパがインバランスの時に重くなって引きこもりになってしまったり病名をつけるより、インバランスの方が本人自体も治しやすいと思います。そう言ったことでヴァータ・ピッタ・カパのお茶を出したのです。例えば、ピッタの不定愁訴を解決するようなモノが入っていたり、全てにおいてホーリーバジルを入れてあります。

──富川

今後の日本とインドの関係ですが、今これからの世界経済を牽引するのは、美容界にとって特におしゃれとかファッション系というのはかなりインドが有望な市場と言われていますが、医療とか美容とかそれから健康面とかそういったところでのインドと日本の関係はどのようにお考えですか?

──新倉

私自身がインドで学んできた人間ですので、一緒に関係している方をソールメイトと呼んでいる方はみんなインド人の方です。先日新聞に載ったルビー・パウンカール先生も国連のドクターであり、世界アレルギー機構の理事長も日本医科大で自分でもアーユルヴェーダをとり入れていると言っていますが、アーユルヴェーダとは言っていないようですが、日常で入れているとのことです。そして、日印の関係ですがインドではアーユルヴェーダ省という省庁が最近でき、またアーユルヴェーダの日というのもできました。なので、インドではこれを国家ビジョンのようにやっており、私自身も提携している病院がインドのゴディ首相からアーユルヴェーダを広めたということで、名誉市民賞をもらっている医院長のところと提携してやっています。日本人は長寿の国だからこそアーユルヴェーダの長寿の知恵が必要で、仏教国である日印関係はお互いに必要としていると思います。

──富川

本日はありがとうございました。

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