「美容エステジャーナル」はエステサロン経営者と美容関連メーカーに向けた新しい情報誌ですが、その10月17日号の「美容医療最前線」のコーナーでゴッテス・ビューテーの富川代表が紹介されました。
【インタビュー】美の究極とする精神性と美を統合し、女性が真に輝き、内なる女性らしさに気付いて、自己の魅力を最大限に引き出していくことをテーマに活動する、ゴッテスの富川祐美子代表に伺った。
──まずは経歴から教えて下さい。
エステティック美容界に入ってから、世界各国の様々な美学を各国の知識人や医師との交流を深めながら色々なことを学んできました。「予防医学と予防美学」が中心とした、エステ技術・化粧品学・心理学・メディカル分野のノウハウの取得が主体です。仕事はエステティシャンとして、現場に10年従事し、女性の悩みの殆どを聞きとめて来ました。その後はエステティシャンの指導とサロンのコンサルタントを主体とした技術開発・施術カウンセリング等、全般に渡り、顧客満足度とリピート率を高めて来ています。施術効果をアップさせる業務支援の商品開発も行い、現在に至っています。
──この職業に入ったきっかけは?
この世に生まれ一生に一度の人生を、生涯を若々しく美しく健康で生き、生涯現役を貫く仕事がしたい! この思いがエステティック業界へ繋がっていきました。世の中をまだ何も知らない私の耳に飛び込んできた声は「 女は歳をとるのが早くドンドン老けていく、女としての魅力は短い 」でした。20代だった私は「 歳をとるのはとても怖いこと 」で、自分もいつかそうなるのかそれが一つのキッカケ・動機となり、年齢を重ねれば重ねるにつれて美しさや魅力が増し長い間の経験や体験が伴なって、はつらつとした若々しさや人生の充実感を堪能する“美オーラ”の輝きがドンドン増して行けるような「老化に負けない美容法」等を開発したい!人生を賭けてその方法を探究し、実現させて行く!自分はもとより、多くの女性の悩みに対応できるよう、美しく変身して喜ばれるよう夢や希望を与えられる仕事を貫こう。この思いを胸にこの世界に入り、いまも尚、この思いは変わらずより良い解決法を導きだしています。
──トレーナーとして主にどのような指導をされているか?
気持ちの良い施術、ご満足いただける技術を提供することはエステティシャンとして当然のこと。エステティシャンと言う職業は単に技術だけを売る仕事ではない。お一人お一人のお客様にご満足いただける顧客対応・個別対応をしていく上で技術テクニックやカウンセル力を向上させると共に最も大切な「 心 」を養うこと。お客様に安心して全てを任せて貰えるようなエステティシャンになるには、女性の「 品格 」「 知性 」を始め、女性にとって大切な優しさ「 人との関わり方 」を通して心を学ぶこと。技術的には、お客様の悩みを「原因と結果」の繋がりを見ながら、悩みとなった原因を探りながら根本原因を目指します。熟練されたテクニカルとホスピタリティ精神、それに最も大切な心を乗せて全身全霊で関わること。エステティシャンという職業を通じて、人として大きく成長できる場所であることや、エステティシャンだからこそ苦労もあり忍耐もあるけれど、それらを含めて大変やり甲斐のある仕事であります。この職業を土台にして素敵な人生を送れる女性に成長されることを期待し、私自身の成長にも貢献して頂いております。
──「モットー」や「座右の銘」等ありますか?。
仕事もプライベートも同じですが「今」「全身全霊」「全てに感謝」の気持を忘れたことはありません。一見、悪い出来事と思うことがあっても、それも感謝です。自分に起こる事は、全てが「善」と決めています(笑)。
──美に対する思いは。
「統合美」・・・ 今までの化粧品や外面でのお手入れで「美」を追求してきた外面時代は終わり、これからは肉体と精神の両面が統合された美の根源である、内なる優美な女性性を発露し開花させた「本質的な美しさと魅力を持った女性美」を創造する事が大切です。それは「心を整えること」と言うのが最大のキーワードになります。自分と他人を比べることを全く必要とせずに、美や魅力をいっそう引き出し、輝き自分自身の内面(心)を活性化することで、オリジナルな本来の自分自身の「究極の美」を表現することが出来るのです。女性らしい心が加わった上での女性の美は、どれだけ年齢を重ねても磨けば磨くほど宝石です。より美しくなることに一切限界はなく、無限の女性性を開花させて行くことで文字通り「美しい女神」が実現します。私は、この美の理念の基、統合された美を追求しつつ、現場で活躍するセラピストの世界に通用するビューティーセラピスト育成や一般の女性に「美しい女神」の成り方を伝え、多くの人々と共に喜びと感動を共有しながら、美しく生きる女性達を応援して行きます。女性が美しく進化しつづけるために・・・。
──今後の目標または目的をお聞かせ下さい。
数年前から、一般の方々に講座やセミナーで「美と健康」について語っています。「ある銀行員女性グループ」や「ブティック経営者をされている方のお客様の集い」などからスタートしましたが、最近では「朝日カルチャーセンター」や「イオングループ・カルチャーセンター」から講座・セミナーの依頼を受け、シリーズで開催しています。「お家で簡単に出来るエステ」等の実技も含めた内容で好評を頂いております。現在は「肉体・心・精神の統合」を実現させ、「美とスピリチュアルの融合」をさせた「老化対策」の新しい解決方法を導入し、更に多くの女性に対して普及活動を拡大しておりますが、今後はプロ・アマ問わず多くの女性に「美と健康」について講座やセミナーを通じてより良い方法をお伝え続けていく。癒しで始めたミニ農園を癒しだけでなく本格的に「美と健康に良い食材作り」も積極的に取り入れて行きたいと思います。また、エステ業界向けの業務用支援用品の開発も引き続き進めていくつもりです。